筋トレの中でも、下腿部を鍛えることは重要な要素です。
下腿三頭筋は、腓腹筋とヒラメ筋から構成され、
脚部全体の引き締めや身体の安定性に大きく関わっています。
この部位を鍛えることで、脚が引き締まり、瞬発力が向上し、
ケガをしにくくなるだけでなく、疲れがたまりにくく、太りにくくもなるのです。
では、どのようなメニューが効果的でしょうか。
スタンディングカーフレイズやスタンディングワンレッグカーフレイズ、ドンキーカーフレイズなど、
様々な方法があります。
そして、筋トレ後には正しいストレッチが重要です。
下腿三頭筋をしっかりと鍛え、適切なケアをすることで、理想の脚部を手に入れることができます。
筋トレを行う際は、是非このメニューを取り入れてみてください。
下腿三頭筋とは
下腿三頭筋は、腿筋の一つであり、下半身の力を支える大切な筋肉です。
下腿三頭筋は腓腹筋とヒラメ筋からなる部位で、膝から下の部分を中心に鍛えることができます。
腓腹筋
腓腹筋は下腿三頭筋の中でも外側に位置し、足首の曲げ伸ばしを行う際に活躍します。
また、ジャンプやランニングなどの動作にも関わり、
足首の安定性を保つために重要な役割を果たします。
ヒラメ筋
ヒラメ筋は下腿三頭筋の内側に位置し、腿の曲げ伸ばしをサポートします。
足首を内側に曲げる際に主に使われ、バランス感覚を養うことができます。
下腿三頭筋の筋トレで得られるメリット
下腿三頭筋を鍛えることで、脚が引き締まり、瞬発力が向上し、ケガをしにくくなります。
さらに、疲れがたまりにくくなり、太りにくい状態をキープできます。
脚が引き締まる
下腿三頭筋のトレーニングによって、
筋肉量が増え脚の引き締まった美しいラインを手に入れることができます。
特にスタンディングワンレッグカーフレイズは効果的です。
瞬発力が向上する
脚の筋肉が強化されることで、瞬発力が向上します。
スポーツ全般でのパフォーマンス向上につながります。
ケガをしにくくなる
下腿三頭筋のバランスの良い鍛え方は、関節周囲の安定性を高めるため、
スポーツや日常生活においてケガを予防します。
疲れがたまりにくくなる
下腿三頭筋がしっかりとトレーニングされていると、足の疲労が軽減されるため、
日々の活動において疲れにくい体質を作ることができます。
太りにくくなる
筋肉量が増えることで基礎代謝が向上し、脂肪燃焼効率がアップします。
その結果、太りにくい体質を作ることができます。
下腿三頭筋の筋トレで効果的なメニュー6選
下腿三頭筋を重点的に鍛えるためには、以下のメニューが効果的です。
スタンディングカーフレイズ
立位で行うカーフレイズは、足首の筋肉を重点的に鍛えることができます。
足の親指の付け根で床を押し爪先立ちになり元の姿勢に戻る
スタンディングワンレッグカーフレイズ
片脚立ちで行うカーフレイズは、バランス感覚も養える効果的なトレーニングです。
ドンキーカーフレイズ
ドンキーカーフレイズは、太ももの付根から下腿にかけての筋トレを効果的に行えます。
上半身を股関節から前屈し
その姿勢をキープしたままカーフレイズを行います
シーテッドカーフレイズ
座位で行うカーフレイズは、足首をしっかりと鍛えることができます。
膝の上に錘を置くことで負荷の調節ができます
カーフレイズホールド
カーフレイズの最上部でキープすることで、持久力も養えるトレーニングです。
踏み台昇降
踏み台を使った昇降トレーニングは下腿全体を効果的に鍛えることができます。
持久力向上にも効果的です
下腿三頭筋の筋トレ後は正しい方法でストレッチをしよう!
下腿三頭筋の筋トレ後は、十分なストレッチが必要です。
特に下腿部のストレッチを行うことで、筋肉の疲労回復や柔軟性の向上につながります。
(立位で行う場合)
①足を前後に開く
②後ろ足の踵を床につけたまま体重を前足にかける
※膝を伸ばしたままで行うと表面の筋肉
膝を曲げ行うと奥の筋肉に効果的です
(座位で行う場合)
①膝を伸ばして座る
②爪先にタオルをかけ踵を押し出しながらタオルを引く
まとめ
下腿三頭筋のトレーニングは、脚部のメリットや効果的なメニュー、
ストレッチ方法を押さえることで、理想の下半身を手に入れることができます。
毎日のトレーニングと適切なケアを行い、健康的な体を目指しましょう。
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