座ることが多くなった時代
学生時代から固い椅子に座り、社会人になれば
さすがに椅子は柔らかくなるが長時間、座っていますよね
昔では考えらない状況
座っている時間が長いと
股関節はずっと曲がったままで固定されます
筋肉で言うと縮んだ状態で動かない形です。
いざ動こうとすると
つまりを感じたり、動かしにくさを感じるのは当然ですね
この状況を1日の最後に、ちゃんとリセットしましょう!
ということで簡単エクササイズ紹介します。
股関節、簡単リセットエクササイズ
(方法)
①四つ這いの姿勢を取ります
※肩の下に手がくるように
※股関節の真下に膝がくるようにし足首を立てて足先で床を掴みます
※股関節から頭の先まで一直線にします。
②股関節を使い、お尻を後ろに引きます
※股関節から頭の先まで一直線の状態が崩れないように
※骨盤が後ろに倒れてしまう直前まで引く
股関節を使う事の重要性
股関節が正しく使えていることは
とても重要です。
例えば、股関節が硬く動きが悪い状態では
身体を前に倒したり、後ろに反ったりという動きで
腰が過剰に動いてしまい、そのことにより腰への負担が
増え、腰痛の原因になったり
爆発して急性腰痛(ぎっくり腰)を起こしてしまいます。
今回紹介した股関節の前側の筋肉は
足を持ち上げるのに、とても大事ですし
硬くなったり、動きが悪くなると
関節に骨を引き込めず、動きの中で骨が関節外で
動いてしまい痛みが出てきます。
いかに正しく使えるか!とても大事ですね。
まとめ
今回は股関節の前側に着目して
簡単リセットエクササイズを紹介しました。
股関節の前側には
足を引き上げるのに重要な『腸腰筋』という筋肉が存在します。
股関節90度から足を持ち上げるのは
この筋肉がメインです。
座る時間が長いと
股関節の詰まりが起こしやすかったり
骨盤を後ろに倒し不良姿勢で座っていると
機能しなくなり背骨のカーブを乱してしまいます。
このエクササイズを行うことによって
正しい姿勢で腸腰筋に刺激を入れ
活性化・適正な運動に導いてくれます。
本当に簡単なエクササイズですので
習慣化していただけると幸いです。
腸腰筋の検査
自身の腸腰筋の状態をチェックする方法があります。
『トーマステスト』
(方法)
①仰向けに寝る
②片膝を曲げてきて抱えたら胸に引き寄せていく
③もう一方の伸ばしている脚が曲がってくると陽性となる
陽性となった場合は・・・
腸腰筋の短縮(本来の長さから短くなっている状態)
が疑われるため
・腸腰筋のストレッチ
・動かすことにより血流を入れ筋肉の状態を改善する
などの方法を行い
正しい長さを獲得していきましょう!!
侮るなかれ『腸腰筋』
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