安定して歩くには、この筋肉が大事!足パカパカエクササイズ!!

歩く!この動作は生活するうえで

避けては通れない動作ですね♪

この歩く動作、ある筋肉が弱くなると

左右にフラフラと揺れながらの歩行動作になってしまいます。

この歩行を続けていると身体に負担がかかり

関節の障害を起こす恐れがあります。

安定した歩行を維持するために、この筋肉!チェックしましょう!

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歩行を安定させる!足パカパカエクササイズ!!

(方法)

①横向きの姿勢で寝ます

 :股関節は約30度、膝は約45度、曲げておきます。

 :下側の肘を曲げ枕のように頭の下に敷きます

まずは股関節を約30度、曲げる
さらに膝関節を約45度、曲げる

②踵を付けたまま、膝を開きます

 :骨盤が真っすぐに正面向いたままで行う

正しい横向きの姿勢から
踵を離さずに膝を開く

 

③8回~10回、繰り返しましょう。

足パカパカエクササイズが歩行に良い根拠

歩行動作には

地面に足が着いている場面と

地面から足が離れている場面が存在します。

地面から足が離れている場面では

足の重みで骨盤が地面から足が離れている側に

傾いてきます。

正常:片足を上げても骨盤は下がらない
異常:片足上げた側に骨盤が下がる

その状況では身体が左右に大きく揺れてしまい

正しく歩けないばかりか左右に揺れることにより

各関節や筋肉に大きく負担をかけてしまいます。

そこで足パカパカエクササイズで

股関節の筋肉(中殿筋)を鍛えることにより

地面から足が離れている場面でも骨盤を引き上げ

水平に保ってくれます。

このことにより

身体が左右に揺れず、安定して正しく歩くことができます。

簡単だけど非常に重要!!

まとめ

安定して歩ために重要な筋肉について

お話してきました。

具体的な筋肉名は出していませんでしたが

『中殿筋(ちゅうでんきん)』が、とても大事です。

骨盤から太ももの骨に付いている筋肉で

股関節の外転がメインの動きです

また、前方筋束:股関節内旋、屈曲

   後方筋束:股関節外旋、伸展です。

このように考えると股関節の動きに

ほぼほぼ関わっているのが解ります。

そして、この重要な筋肉を鍛えることが出来るのが

『足パカパカエクササイズ』

いたって簡単!!

正しく横向きに寝て膝を開くだけです。

これなら出来る人が沢山いるのではないでしょうか?

実践してみましょう。

横向きの正しい姿勢から
踵を付けたまま膝を開く

エラー歩行の種類

ここで気をつけないといけないエラー歩行を紹介します。

①片麻痺歩行

脳出血や脳梗塞罹患の患者さんによくみられます。

棒のように足が突っ張り

半円を描くように外側から回すように歩きます。

②麻痺性歩行

脛の筋肉の筋力低下のために

つま先が上がらず足をしっかり持ち上げて歩きます。

③トレンデレンブルグ歩行

患側で片足立ちすると健側の骨盤が下がり

歩行時にはシーソーのように揺れながら歩く

中殿筋の筋力低下で、よく起こります

④間欠性歩行

下肢の血流障害が起こり、長時間歩くことが出来ず

休むと回復し歩けるようになる

脊柱管狭窄症やバージャー病が原因

⑤突進歩行

前かがみで、なかなか一歩目が出にくく

歩き出すと徐々に歩幅が狭くなり小走りとなる歩行

パーキンソン病/症候群に、よく起こります。

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