いよいよ日本にも暑い夏がやってきました
夏と言えば、海・プールと水に触れ合う機会が沢山あります
そんな開放的な季節を楽しく過ごすため、また自身の身を守るためにも
泳げる！または水に慣れるという事は、とても重要ですね。
バタフライ！泳げたらカッコいいですね。
では、段階を踏んで泳げるようになる過程を見てステップアップしていきましょう
【なぜバタフライは進まないのか？】
バタフライの動作が難しいわけ
①手と足のタイミングが、ずれててしまう
②バタフライでの呼吸動作が出ない
③足の強弱が難しい
難しい理由は、ずばり手と足を同時に動かすのが難しい
特に、この３つ解決していきましょう！！
【①手と足のタイミングが、ずれてしまう】
両手、両足を同時に動かすので
スマートに動かしたいけれど、体力消費が大きい
そのためタイミングをキープするのが難しいんです。
（解決方法）
安定した状態で手と足のタイミングを確認しながら練習を行い
どのようなタイミングで動かすのかを覚えていく
※キック２回に手を１回、のタイミングがバタフライ
（どうするのか）
・まずは上手い人の泳ぎを目で見て、イメージ練習をする
（目で確認することによりタイミングを覚える）
・プールサイドに立ち手と足のタイミング練習をする
（立ったまま足を動かし、１のキックは手を前のまま
２のキックをしながら手を回す練習をする）
【②バタフライでの呼吸動作ができない】
うねり動作で体が上下動するので呼吸簡単なように感じますが
大きく頭を上げてしまうとタイミングのずれと大きな抵抗を生みます
（解決方法）
・息継ぎなしで手と足のタイミングだけに集中する
（手を回す時に身体が浮き上がる感覚を感じる）
・手を回しながら体が浮き上がるタイミングで前を見る練習をする
（太ももを手で叩くところで前を見て、すぐ水中に頭を戻す練習をする）
【③足の強弱が難しい】
両手、両足を動かし続けるので
キックの強弱が大事になり、メリハリをつけることが大事です。
（解決方法）
・補助具を使い安定した状態で練習する
・１のキックは弱く、２のキックは強くのリズムで動かす
・片手でバタフライを行う
（タイミングの意識と手が動かしやすいので
キックの強弱を強調して行う）
【バタフライが進まない根拠】
今までの泳法では片手づつ動かしています
その為に一つ一つの動作の抵抗は大きくないのですが
バタフライは両足で抵抗が大きい。
これは難しいの当然ですよね
また、バタフライ完成となると
キックの強弱や呼吸のタイミングなども必要になってきます。
そのことによりタイミングがずれ、
上手く泳げないのも難しい一因です。
そこでのポイントは、ひとつひとつの動きを確実に行い
それによって起こる身体の動きに従えば綺麗に泳げます。
しながら手を回す
顔を戻す
【まとめ】
バタフライが進まない理由
簡単に説明させていただきました。
手と足のタイミングがずれてしまう！
まずは上手い人の泳ぎを目で見て確認し、イメージを行う
陸上で手と足のタイミングを覚えることが大事です。
バタフフライでの呼吸動作が難しいは
手と足を正しく動かすのが重要です
そのうえで息継ぎなしで泳いでいると
身体が浮き上がるタイミングがあります。
そこが呼吸のタイミング！感覚を大事にしましょう。
足の強弱が難しい！
まずは安定した状態を作り、キックの強弱を意識し足を動かす
（１のキックは弱く、２のキックは強くです）
片手でバタフライを泳ぐことにより
キックの強弱と手も合わせましょう
簡単なポイントですが
慌てて動かしてしまい間違ったことをしやすいです。
感覚を大事にして進む力を得ましょう！
両手、両足を同時に動かすのは体力的にしんどいですが
タイミングを大事にしてください。
スイミングスクールでは一番最後に習う種目
平泳ぎで辞めてしまう人が沢山いますが
泳げたら爽快ですよ。ぜひ覚えましょう。
あとは水の豆知識
【水の特性】
①浮力がある
浮力により体重による負荷を軽減できます。
腰まで浸かると⇒体重の負荷は５０％～６０％に
胸まで浸かると⇒体重の負荷は約３０％
肩まで浸かると⇒体重の負荷は約１０％
普段、陸上でかかる体重負荷が水に入るだけで
こんなにも軽減されます。関節にかかる負荷が減るという事にも
繋がるため、膝や腰が悪い方にも優しい環境です。
②抵抗がある
水の密度は空気の約８００倍です
また動きに対する抵抗が大きくなるため、地上のように早く動くことが
できません。早く動かせば抵抗が大きくなり、ゆっくり動かせば抵抗が減ります。
どの方向の動きにも抵抗が掛かるため動きの強化に役立ちますし
水の中で動くだけで普段の生活より強度が上がるため何をしても筋トレとなります。
最高！！
③水温がある
非常に速いスピードで体温が奪われる環境です
そのことにより体温調節機能が鍛えられ、なんと免疫機能の向上も見込めます
水中活動は自律神経にも良い効果があります。
冷たい刺激により体の様々な機構が働き身体を元気にしてくれます
体温維持するためにカロリー消費も多くなりダイエット効果も期待できますね
④水圧がある
水中では常に水圧がかかっています
水中では心臓から送り出される血液量は陸上の1.5倍！！
血液循環が良くなり、水深が深くなると当然水圧も上がるため
ふくらはぎからの血液の戻りが良くなり浮腫みの改善も見込めます
常に水圧がかかっている状態では
自然に息を吐くことが難しく自身の意思で息を吐くことになり
呼吸筋も鍛えることができます。
最近では優秀なギアが沢山あります。
見た目から入るのも、ひとつの手です。いろいろと見てみてください。
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