有酸素運動その名の通り、新鮮な酸素を十分取り込みながら
の運動の事です。
一般的には散歩やランニング、サイクリング、ハイキングなど
外での運動がメインです。
しかし、外に出る時間がない、着替えて外に出るのが億劫と
二の足踏んでる方が多いのではないでしょうか?
自宅に籠ってでもできる有酸素運動を紹介します。
有酸素運動とは
酸素を使用しエネルギー産生する運動機構の事です。
低強度~中強度までの負荷をかけて行うもので
ウォーキング、サイクリング、ジョギング、スイミングなど
ある程度の時間をかけて行えるものが一般的です。
有酸素運動で必要な強度
(強度)
数値的にはカルボーネン法を使用します。
(220-年齢)ー安静時心拍数✖運動強度(0.5~0.6)+安静時心拍数
※運動強度は50%~60%の心拍数が目標です。
例:50歳男性、安静時心拍数60拍
(220-50)ー60✖0.5or0.6+60=115拍~126拍
※目標心拍数は115拍~126拍になるように運動強度を調節します。
(主観的)
自身の感覚で運動強度を測る指標です。
・楽である~ややきついと思える強度
・背中が少しあせばむ強度
・隣に知り合いがいて、しゃべりながら運動できる強度
有酸素運動の強度としては
以上の強度が適切です。
有酸素運動の時間と頻度
厚生労働省では
週に2日以上、1回30分以上、1年以上継続している場合
⇒運動習慣ありと定義されています。
(頻度)
週に2~3回が適切ですが
毎日実施しても問題ありません。
(時間)
30分以上
運動を開始して約20分以降に体脂肪の消費がスタートするため
※1回10分×3セットで合計30分でもOKです。
有酸素運動の効果
①体脂肪の減少
⇒体内の脂肪をエネルギーとして使用するため
②持久力の向上
⇒酸素を取り込む能力が向上するため
③脂質異常の予防、改善
⇒中性脂肪を減らしたり、体内の余分なコレステロールを減少させるため
④高血圧の予防、改善
⇒血管の収縮、弛緩が継続的に行われるため血管の柔軟性改善するため
⑤高血糖の予防、改善
⇒運動の際に血糖をエネルギー源として使用するため
⑥骨粗しょう症の予防
⇒運動により骨に刺激が伝わり骨の強度が保てるため
自宅で出来る有酸素運動3選
①踏み台昇降運動
階段を使い上がったり下がったりを繰り返す
階段がない場合は玄関の段差を使用するのでもOK
※腕振りも行えば全身運動にもなります。
②腕振り運動
肩幅に足を開き片足を一歩前に出す
その状態で腕振りを行う
慣れてきたら腕を振る際にリズムよく膝を曲げても良い
※腕振りは後ろに引くことを意識すること
前に出している脚は途中で変えること
③ハーフスクワット
スクワット動作を半分の動きで行う
※下半身の強化に最適です。
どの運動も
上記の強度・時間を参考にエクササイズしてみてください。
まとめ
自宅での有酸素運動のメリットとしては
わざわざ外に出なくても自宅で行なえること、これが一番です
ズボラさんには最適ですね
デメリットは、動ける空間が制限されるため
運動強度が下がりやすいのと、近隣の方への配慮も必要です
ですが、やらないよりは運動はするべきです。
運動習慣ができると自然と外へと足が向くはずです。
まずは自宅トレ始めてみましょう!!
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