プールのすすめ!いちから泳げるようになろうVOL.14(平泳ぎ 平泳ぎ完成編)なぜ平泳ぎは進まないのか?

いよいよ日本にも暑い夏がやってきました

夏と言えば、海・プールと水に触れ合う機会が沢山あります

そんな開放的な季節を楽しく過ごすため、

また自身の身を守るためにも

泳げる!または水に慣れるという事は、とても重要ですね。

特に平泳ぎは長い時間、泳げる遠泳に向いた泳法です。

自身の身を守るためにも必須の泳法です。

では、段階を踏んで泳げるようになる過程を見て

ステップアップしていきましょう

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【なぜ平泳ぎは進まないのか?】

平泳ぎが難しいわけ

①手を大きく動かしてしまう

②手と呼吸のタイミングが難しい

③手とキックのタイミングが難しい

難しい理由は、ずばり水中で動かさなければならないのが難しい

特に、この3つ解決していきましょう!!

【①手を大きく動かしてしまう】

平泳ぎ=カエル泳ぎのイメージがありますよね

そのイメージがあると、どうしても大きく動かしてしまいます。

そのため難しいんです。

(解決方法)

安定した状態や鏡などの確認しながらの練習を行い

どのような感覚で動かすのかを覚えていく

(どうするのか)

・まずは目で見て、手を回す練習をする

(目で確認することにより感覚を覚える)

・肩幅まで手を開き、小さく閉じる練習をする

(顎の下で手を合わせ、肘もくっつけるようにする)

自分の姿を確認しながら手を開く
自分の姿を確認しながら手を閉じる
補助具を使って
肩幅まで開く練習

【②手と呼吸のタイミング難しい】

水中で手を動かすため、すべての動きに抵抗がかかります。

呼吸も前を向くので抵抗が大きく、進まないように感じます

(解決方法)

・補助具を使い、手を肩幅に開き閉じる所で顔を上げる練習をする

(ひとつひとつの動作を分解して、正しい形や動かし方を確認する)

伸びた姿勢から
手を開く
開いたところで
顔上げる
顔つけながらキック

・肩幅に手を開いたところから、

 顎の下に向かって手を閉じる練習をする

(肘もくっつける様に行うと呼吸を意識せずとも勝手に顔が上がる)

手は必ず水面下に
肩幅に手を開く
顎の下に向かって閉じる
手を戻しながら顔をつける(自分の手を見ながら)

【③手とキックのタイミングが難しい】

上記しましたが、水の中で手と足を動かし続けるので

力を入れる、抜く部分を明確にしメリハリをつけることが大事です。

(解決方法)

・プールサイドで練習した後に、

 補助具を使い安定した状態で練習する

・まずは、キックと呼吸のタイミングを合わせる

(キックした後に、3秒待って顔を上げる

  顔を上げた時に足をお尻の上に寄せ、顔をつけながらキックする)

・手のタイミングを意識する

(1・2でゆっくり肩幅まで手を開き、

  3で顎の下で手を合わせるように、閉じるところまで早く動かす)

キック後、3秒待つ
ゆっくり手を開く
閉じながら顔上げ
足を引き寄せる

・補助具無しで行う

(キックした後は必ず3秒待つ、あとは手のタイミングも意識して行う)

キックした後は伸びの姿勢を
手を閉じる際に、お尻の上に踵を引き寄せる

【平泳ぎが進まない根拠】

今までの泳法はっ水の中の手、水の外の手がありますが

ほかの泳法で唯一、すべての動きを水中で行うのが

平泳ぎです。これは難しいの当然ですよね

また、カエル泳ぎのイメージがあるため

ムチャクチャ大きく手を回してしまったり

顔を前向けて呼吸や膝を曲げてのキックの為

身体が水中に沈みやすく慌ててしまいます。

そこでのポイントは、キックした後は必ず伸びる、

その後に手を開くように間を大事する、顔を戻す時も

ことに注意しましょう。泳ぐ中でメリハリが出来ます。

キック後(3秒待つ)
手を開く(1・2)
で手を閉じる

【まとめ】

平泳ぎが進まない理由

簡単に説明させていただきました。

手大きく動かしてしまう!

まずは視界の中で動かして、

手を動かす感覚を養うことにより

解決しましょう

手と呼吸のタイミングが難しいは

手の動かし方が重要です

顎の下で手を合わせますが、

その際に肘と肘をくっつける意識を持つと

自然と身体が引きあがり顎を引いたままでも呼吸ができます。

呼吸しようとしなくても勝手にできるんです。

手とキックのタイミングが難しい!

まずは安定した状態を作成し、徐々に不安定要素を足していく

まずはキックと呼吸のタイミングを合わせる。

(キックした後に、3秒待って顔を上げる

  顔を上げながら、お尻の上に踵を引き寄せ、顔つけながらキックします)

最後に手とキックを合わせます

(キックした後に、3秒待って

  手を開く手を閉じながら呼吸と踵をお尻に引き寄せ

    手を戻しながら、戻す手を見ながら顔をつけキックする)

簡単なポイントですが

慌てて動かしてしまい間違ったことをしやすいです。

感覚を大事にして進む力を得ましょう!

水中で、ずっと手と足動かすのは難しいですが

タイミングも覚えましょう。

溺れてしまうなどの水難事故でも

平泳ぎは遠泳に向いていて

自分を守る最大の武器となります。ぜひ覚えましょう。

あとは水の豆知識

【水の特性】

①浮力がある

浮力により体重による負荷を軽減できます。

腰まで浸かると⇒体重の負荷は50%~60%に

胸まで浸かると⇒体重の負荷は約30%

肩まで浸かると⇒体重の負荷は約10%

普段、陸上でかかる体重負荷が水に入るだけで

こんなにも軽減されます。

関節にかかる負荷が減るという事にも

繋がるため、膝や腰が悪い方にも優しい環境です。

②抵抗がある

水の密度は空気の約800倍です

また動きに対する抵抗が大きくなるため、地上のように早く動くことが

できません。早く動かせば抵抗が大きくなり、

ゆっくり動かせば抵抗が減ります。

どの方向の動きにも抵抗が掛かるため動きの強化に役立ちますし

水の中で動くだけで普段の生活より強度が上がるため

何をしても筋トレとなります。

最高!!

③水温がある

非常に速いスピードで体温が奪われる環境です

そのことにより体温調節機能が鍛えられ、

なんと免疫機能の向上も見込めます

水中活動は自律神経にも良い効果があります。

冷たい刺激により体の様々な機構が働き身体を元気にしてくれます

体温維持するためにカロリー消費も多くなり

ダイエット効果も期待できますね

④水圧がある

水中では常に水圧がかかっています

水中では心臓から送り出される血液量は陸上の1.5倍!!

血液循環が良くなり、水深が深くなると当然水圧も上がるため

ふくらはぎからの血液の戻りが良くなり浮腫みの改善も見込めます

常に水圧がかかっている状態では

自然に息を吐くことが難しく自身の意思で息を吐くことになり

呼吸筋も鍛えることができます。

最近では優秀なギアが沢山あります。

見た目から入るのも、ひとつの手です。いろいろと見てみてください。

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