プールのすすめ!いちから泳げるようになろうVOL.11(背泳ぎ 背浮ぎ完成編)なぜ背泳ぎは難しいのか?

いよいよ日本にも暑い夏がやってきました

夏と言えば、海・プールと水に触れ合う機会が沢山あります

そんな開放的な季節を楽しく過ごすため、また自身の身を守るためにも

泳げる!または水に慣れるという事は、とても重要ですね。

特に背泳ぎは自身の身を守るためにも必須の泳法です。

では、段階を踏んで泳げるようになる過程を見てステップアップしていきましょう

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【なぜ背泳ぎは難しいのか?】

背泳ぎが難しいわけ

①手のタイミングが難しい

②ローリング(抵抗の少ない姿勢)が難しい

③泳いでいる最中の姿勢が難しい

難しい理由は厳選しました

この3つです。それぞれ解決していきましょう!!

【①手のタイミングが難しい】

両手を回すと、手が下たで揃ってしまったり

身体の横を水中は手を回すので

視界の中で動かせないので難しいんです。

(解決方法)

安定した状態や鏡などの確認しながらの練習を行い

どのような感覚で動かすのかを覚えていく

(どうするのか)

・鏡の前に立ち、手を動かす

(目で確認することにより感覚を覚える)

※指先は遠く、身体の中心を通し、

 腕で耳を擦ってから太もも叩くまで手を動かす

・プールサイドで仰向けになり

 泳ぐ姿勢に近づけて足を動かしながら手を動かす

(ここでは安定した状態で、手と足のタイミングを合わせる)

※片手から両手で(両手の場合は太もも叩いたら、すぐ手を上げる)

自分の姿を見て練習
安定した状態での背泳ぎ練習

【②ローリング(抵抗の少ない姿勢)が難しい】

顔が水面上に出ているため、身体を左右に振るローリング動作、難しいんです

自身でローリングするのは難しいので、考えてみましょう

(解決方法)

・あご先を水面につけて目線を固定しておく

(顔を固定することにより正しいローリング動作を引き出せる)

・身体の真上を腕通す

(片方の手が身体の真上通ることにより

  反対の肩が自然と下がりローリング姿勢が作られる)

顎つけて頭を固定
身体の真ん中を通す

【③泳いでいる最中の姿勢が難しい】

上向き姿勢でのキックの為、お尻が下がりやすく

手が水上に上がるために身体全体が沈みやすくなってしまう

(解決方法)

・補助具を使い安定した状態で練習する

・水の上は、ゆっくり回し 水の中は速く太ももまで押す

・深い所は手を回さずに、身体の真横の浅いところ手を回す

お腹を上げる意識でビート板を持つ
浮き具を使って背泳ぎ練習

【背泳ぎが難しい根拠】

顔が上がっている状態で泳ぐので

はなから顔をつけて泳ぐほかの泳法と違い、

いつでも呼吸できる安心感の反面

どうしても顔を水面上に大きく出したくなります。

それにより足が下がり上手くできないことが一因

また、手を回すだびに水しぶきが上がるので

顔に水がかかり不快な状況となってしまう

指先遠く回すや、耳を擦るなど感覚を覚える

あとはレベルアップで手のタイミングを意識したりと

泳ぐ姿勢に近づけていきます。

そこでのポイントは水上の手は、ゆっくり回し、

水中は速く太もも叩くまで押すことを

注意しましょう。手を回す中でメリハリが出来る。

水上は、ゆっくり(1・2)水中は出来るだけ速く回す

最後に立ち方!!これは重要なので最初に覚えます

浮いた状態から手と足を近づけて丸くなり潜る、

必ず足が床に着いてから顔を上げる

浮いた状態から
丸くなって
床に足が着いてから立つ

浮いた状態から立つために、どうにかしようとすると

パニックになってしまうので

必ず潜ってから立つことを心がけましょう!!

【まとめ】

背泳ぎが難しい理由

簡単に説明させていただきました。

手のタイミングが難しい!

水上はゆっくりと、水中は速くなどの

メリハリをつけることにより

解決しましょう

ローリング(抵抗の少ない姿勢)が難しいは

水上は身体の真ん中を、手を通すや

そのうえで顔の位置を固定すると

上手くローリングできます。

泳いでいる最中の姿勢が難しい!

身体を水面にある程度沈めることにより浮力を得られます

水中は深い所、手を回さないように注意しましょう

簡単なポイントですが

最初は恐怖が勝ってしまい間違ったことをしやすいです。

感覚を大事にして進む力を得ましょう!

いつでも呼吸が出来るので

安心して泳げますが呼吸のタイミングも覚えましょう。

溺れてしまうなどの水難事故でも

背浮きは自分を守る最大の武器となります。ぜひ覚えましょう。

あとは水の豆知識

【水の特性】

①浮力がある

浮力により体重による負荷を軽減できます。

腰まで浸かると⇒体重の負荷は50%~60%に

胸まで浸かると⇒体重の負荷は約30%

肩まで浸かると⇒体重の負荷は約10%

普段、陸上でかかる体重負荷が水に入るだけで

こんなにも軽減されます。関節にかかる負荷が減るという事にも

繋がるため、膝や腰が悪い方にも優しい環境です。

②抵抗がある

水の密度は空気の約800倍です

また動きに対する抵抗が大きくなるため、地上のように早く動くことが

できません。早く動かせば抵抗が大きくなり、ゆっくり動かせば抵抗が減ります。

どの方向の動きにも抵抗が掛かるため動きの強化に役立ちますし

水の中で動くだけで普段の生活より強度が上がるため何をしても筋トレとなります。

最高!!

③水温がある

非常に速いスピードで体温が奪われる環境です

そのことにより体温調節機能が鍛えられ、なんと免疫機能の向上も見込めます

水中活動は自律神経にも良い効果があります。

冷たい刺激により体の様々な機構が働き身体を元気にしてくれます

体温維持するためにカロリー消費も多くなりダイエット効果も期待できますね

④水圧がある

水中では常に水圧がかかっています

水中では心臓から送り出される血液量は陸上の1.5倍!!

血液循環が良くなり、水深が深くなると当然水圧も上がるため

ふくらはぎからの血液の戻りが良くなり浮腫みの改善も見込めます

常に水圧がかかっている状態では

自然に息を吐くことが難しく自身の意思で息を吐くことになり

呼吸筋も鍛えることができます。

最近では優秀なギアが沢山あります。

見た目から入るのも、ひとつの手です。いろいろと見てみてください。

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